医療法人社団マイスター アペックスメディカル・デンタルクリニック

最初は導入に懐疑的だったが今ではCrossLogはパートナー。エリアの視認性向上により予定組みが効率的に。

  • 歯科
  • エリア:東京都・神奈川県
  • 事業所:訪問 4事業所・外来 2事業所
  • 訪問件数:950件以上/月 ※インタビュー時

内容
導入前 TalknoteとExcelの併用、件数の増加によりうまく機能しなかった
導入後 ・全事業所で共通認識が持てる
・エリア管理がしっかりできるようになった

東京都・神奈川県で外来歯科と訪問歯科をされている医療法人社団マイスター様。
今回は往診部部長の井藤先生とスケジュール管理に関わるスタッフの皆様にお話しを伺いました。

アペックスメディカル・デンタルクリニック二子玉川


Q.まずは貴院についてお話しください

- 患者さんには最期まで経口摂取をしてほしい -

当法人は東京都には外来診療が二子玉川にあり、往診歯科部門は三軒茶屋、二子玉川、荏原中野の4事業所あります。患者数が徐々に増加しており、現在は月950件以上の訪問件数です。
特徴として、当院では3つの取り組みをしています。

  1. 利用者のご希望がある場合、アロマ療法を併用する
  2. 最期まで経口摂取を目指せるサポート
  3. 体操プログラムのご紹介

元々往診した時に患者さんが喜んでくれるのでマッサージをしていました。認知症が嗅覚から衰えることに目を付けて、今はそのマッサージにアロマを取り入れています。 この独自のスタイルは、現在データを蓄積していますが効果が得られており、なにより患者さんにとても喜んでもらっている取り組みです。
そして、通常の嚥下訓練だけでなく、経口摂取を禁じられた患者さんへの取り組みにも工夫をしています。 味のついたフレーバーでアイスマッサージを施したりと、最期まで経口摂取をできるように介助を行っております。
また、歯科では珍しく体操プログラムを取り入れています。 最初は嚥下体操を行っていましたが、今では腸活体操など体操の種類が増えました。 居宅ではご家族の方も一緒に運動するため、ご家族の気分も良くなり患者さんの環境全てにおいて満足してもらっています。

歯科の固定概念にとどまらず、最期まで経口摂取をしてほしいため、薬剤や全身管理の勉強、様々な取り組みで患者さんと向き合っています。

マイスター井藤先生


Q. これまでのスケジュール管理方法を教えてください

- TalknoteとExcelの併用 -

クロスログを導入前はTalknote(※院内コミュニケーションツール)とExcelを併用していました。
次回の訪問予定をTalknoteに投稿し、それをスタッフが見ながらExcelで週間予定表を作成します。そのExcelが法人内での共有ツールとなっていました。Excelへの転記を1週間分まとめてしていたため、ダブルブッキングがあったりと、その方法では管理がうまくできません。
ノートに手書きで管理するスタッフや別のスタッフも独自の管理方法があるなど、管理方法が統一されていませんでした。

今では予定をリアルタイムで登録できるようになり、予定の登録ミスはなくなりました。


Q. CrossLog導入の経緯を教えてください

- 新しいツールに懐疑的だったが、今ではパートナーに -

グループ法人や知り合いの歯科医院ですでにクロスログを導入しており、当法人の理事長 山下先生から紹介されたことがきっかけです。
紹介された当初は、訪問診療や事務など日々の業務を行いながら新しいツールを覚えたり、管理したりすることに抵抗感がありました。また、導入後に効果が得られるのか懐疑的でした。
しかし、挑戦する気持ちを大事にしているため導入してみることに。 実務をしながらの導入は正直大変でしたが、今は導入してよかったと思っています。
今ではクロスログはパートナーで、クロスログなしではできません!




Q. CrossLogを導入してどう変化しましたか

  • 情報の可視化(情報の共有)

毎朝Zoomミーティングをしていますが、クロスログを開いて行います。全事業所合わせて7チームありますが、クロスログを見ながら患者さんの確認ができるため、チーム共通の認識が持てるようになりました。

  • エリアの管理(エリアの視認性向上)

1日の診察時間の中で訪問件数を上げるためにエリア管理は重要です。
以前は住所からのエリアがわかりにくく、土地勘がまだないスタッフが予定を組んだ時に移動距離が遠くなったりしていました。
しかし、今はクロスログのマップから住所が確認できます。初回の訪問でエリアを間違えても、次回からはマップを見ながらエリアの近い患者さんと同じ日に予定を組めます。 また、患者タグで地名を付帯させたり、患者カラーで同じエリアの患者さんを分けたりと、マップ以外でもエリアがわかりやすいように管理できるようになりました。
エリア管理ができることで、診療の質を落とすことなく効率のよい予定組みができます。

※マップ機能と患者カラー 一例(クリニック様の画面ではありません)

参考キャプチャ


Q. その他に活用している機能はありますか

  • メモ機能

マッサージの施術や口腔ケア用品の物販など、伝達する事項が多いためメモ機能をよく活用しています。

  • 訪問回数チェック機能

定期訪問の予定の不足がないか、すぐに確認ができるため活用しています。 これまでは事業所毎のチェック機能しかありませんでしたが、カイゼンにより全事業所の患者さんが一括で確認できるため、確認作業が便利になりました。

マイスター3


訪問診療でも独自のプログラムを取り入れられているように、CrossLogも独自の工夫をして活用していただいていました。創意工夫が訪問件数の増加に繋がっていると感じました。
お忙しい中インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございます。



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〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-6-1 第6明友ビル1階
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