さとう糖尿病・訪問診療クリニック

空き時間や訪問場所の「見える化」で訪問件数アップ!CrossLog Connect(電話帳共有アプリ)との相乗効果で手間が大幅削減。

  • エリア:三重県桑名市(北勢地区)
  • 使用電子カルテ:Medicom HR-Ⅲ
  • 患者数:260~280名 ※インタビュー時

内容
導入前 業務の見える化ができておらず、移動範囲も契約数も曖昧でKPIですら検討できなかった。
導入に至る経緯 事務長の佐藤様が就任前に情報収集。X(旧Twitter)にてクロスログを知り、すぐに商品説明を受ける。事務長に就任後すぐに提案し採用に至る。
導入後 事業所全体の業務量の把握ができた。電子カルテで管理できない細かなことまでの管理・共有化が簡便になった。

三重県桑名市で1975年に開業した医療法人(社団)佐藤病院様。
今回は同グループ内で訪問診療をされている「さとう糖尿病・訪問診療クリニック」の佐藤沙未先生と事務長の佐藤様にお話しを伺いました。

さとう糖尿病・訪問診療クリニック1



Q.まずは貴院についてお話しください

「病院の中で寄り添うだけでは足りない」という想いで始まった訪問診療

当法人は1975年に桑名市に病院を開業し、そろそろ50年を迎えます。
グループ内には病院や老健などあり、ケアミックスの先駆け的存在です。
病院の中で寄り添うだけじゃ足りないという想いから、佐藤沙未先生が2017年から訪問診療をスタートさせました。
地域柄、患者さんのご家族の絆が強く感じられます。どうしてもご家族が悩みを抱え込んでしまいますが、そのような時にレスパイト入院やショートステイなどの提案がすぐにできることが当院の強みです。

現在、医師は常勤2名・非常勤1名で稼働しており、患者数は260~280名ほど診療しています。 三重県の桑名市を中心に北勢地区を診ており、この地区では24時間365日診療しているクリニックがまだまだ少ないため、新規の依頼が多くお断りしないといけない現状です。

今後は、法人内で訪問診療をしてくれる医師を増やし、桑名市の訪問診療の発展に寄与していきたいと思っております。

さとう糖尿病・訪問診療クリニック3



Q. 以前のスケジュール管理方法や課題を教えてください

ExcelとLINE WORKSで管理

Excelで作成した予定表をマスターにして、LINE WORKSのカレンダーに転記していました。
当時は、患者数が150~180名ほどでしたが、Excelでの管理はこの患者数が限界だったと思っています。
Excel・LINE WORKS・電子カルテと3種類に転記するため、転記ミスも起こっていました。

また、現場では「忙しい」という感覚はありましたが、「どのくらいの移動距離なのか」「移動時間はどのくらいか」が当時把握できておらず、「忙しさ」を測る手段がありませんでした。



Q. クロスログを導入してどう変化しましたか

1)クロスログ導入前とスタッフ数はほぼ変わらないが訪問件数は増加した

クロスログ導入前の訪問件数は150~180件/月でしたが、2022年12月にクロスログを導入してから現在では260~280件/月ほどに増加しています。
医師やスタッフの数はほぼ変わらないのに訪問件数が増加しているのは、他にも要因はあると思いますが、クロスログ導入は間違いなく一因だと思っています。

一番効果を感じているのは業務の「見える化」です。
「忙しい」という感覚を、マップ上で認識することができるようになりました。
同日に移動する範囲や時間を視覚化することで無駄を省くことができ、また、空き時間が明確になったことで予定を入れることができました。

また、出力機能で患者さんにお渡しする資料が簡単に作成できることも楽になりました。
月1回の定期予定の患者さんは予定を忘れている事があったので、資料を渡すことで防止になります。

2)LINE WORKSへのURL連携で検索のひと手間がなくなる

当院では多職種との連絡手段や患者さんとの連絡にLINE WORKSを使っています。
患者さんお一人ずつLINEグループを作っているため、患者さんの氏名を検索することに手間を感じていました。
しかし、URL連携機能ができたことで、すぐにその患者さんのチャットが開けるようになり、とても便利になりました。

こういう機能開発があると、現場のことをよく理解してくれいている、というプロダクトへの信頼が増します。

さとう糖尿病 宮原さんver2



Q.CrossLogConnect(電話帳共有アプリ)はどうでしょうか?

KPの方の苗字が違っても「どの患者さんの誰か」がすぐわかる

CrossLog Connect(電話帳共有アプリ)はとても便利です!
電話は本当によく鳴るし、当院の方針でレスポンスを早くするために電話はかなり使っています。

患者さんのご家族からの電話がかかってくると、焦っているご家族の方はご自身のお名前を名乗られます。特に嫁がれた娘さんなどは、ご自身のお名前を名乗られることもあります。すると苗字が違うため、少し落ち着いてお話しができるようになるまで、どなたのお話しをされているのか、まったくわからないのです。

しかしその点CrossLog Connectがあるとクロスログに緊急連絡先を登録しておけば、電話番号だけでなく、架電された方のお名前と患者さんのお名前が一緒に表示されます。「どの患者さんにある誰の連絡先か」をすぐに知ることができます。
しかも患者さんに登録できる連絡先に制限がないため、何件でも登録ができます。
携帯の電話帳に登録する手間が省け、作業が各段に楽になりました。



Q. 貴院では外来もありますが、外来のスタッフの方はクロスログを使っていらっしゃいますか?

入職したスタッフに最初に求めることは、クロスログを使えるようになることです。
当院では、外来の看護師も訪問診療の物品準備など、有機的な連携をしています。
そのため、まずはクロスログを使えるようになることを、最初にすすめています。



佐藤先生は本当に電話がよく鳴っていらっしゃるご様子で、インタビュー中にも連絡が入っていました。
電話帳アプリをよくご活用いただけていると、私たちも実感いたしました。
また、事務長の佐藤様には弊社クロスログを信頼してくださっている旨のお言葉を頂き、とても身の引き締まる思いで嬉しく感じております。
お二人ともご多忙の中、インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。



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インタビューにご協力いただいたクリニック

さとう糖尿病・訪問診療クリニック

■ 住所
〒511-0065 三重県桑名市大央町21番地15
https://www.sato-group.jp/clinic/