導入事例

ソラーレクリニック太子様

開業して4ヶ月後にCrossLogを導入。試行錯誤していた問題がすぐに解決できました。

  • エリア:兵庫県揖保郡
  • 使用電子カルテ:デジカル
  • 患者数:30名(インタビュー時)

導入前後 内容
導入前の管理方法 既存のルールがないため複数ツールを使用した試行錯誤の管理
導入に至る経緯 開業からずっとデジタル化を模索していた
導入後の変化 一元管理ができることで、スタッフの残業が減った

2022年10月に開業したソラーレクリニック太子様。今は30名ほどの患者さんを診療されています。
八十川院長先生や看護師の中林様、塚原様、小形様、事務長の馬場様にクロスログについてお話を伺いました。

Q.まずは貴院についてお話しください。

八十川院長:40歳までには地元で開業したいという思いがあり、この場所で開業することにしました。
大学病院では急性期の患者さんが多く、最後まで見届けることができず「あの方はどうしているのだろう」という思いがあり、訪問診療をやりたいと思っていました。
そして、今後は外来だけでは厳しいという考えもあり、まずは訪問診療専門のクリニックで勉強した上で改めて需要を感じ、当院では外来と訪問診療をおこなっています。
訪問診療と外来をどちらもするのは難しいという声もありますが、スタッフと協力して行っています。

ソラーレ 八十川院長


Q. 開業後4か月目のCrossLog導入です。決定が早かった理由は何ですか。

- 常にデジタル化での効率アップを模索していた -

中林看護師長:昨年の10月に開業しましたが、訪問診療をした事があるメンバーではなかったため、最初は手探りの状態でした。
ビジネスとしても考えていかないといけない中、経営者、事務長共に若く勢いがあるので、”先を行く医療のスタイル”も重要視しています。これからの医療にはアナログではなく、デジタル化が必要で、スピーディな作業ができる、無駄を省ける、効率が良い仕組みを常に探していました。
特に事務長が、アナログになってしまいがちな業務を、どうやったら看護師が効率よく動けるのかを常に考えてくれていました。
そんな時に事務長が展示会で出会ったのがクロスログです。院長先生も前の職場にいた時に知っていたので興味を持ちました。

話を聞いていく中で、携帯でも使用ができるというところに魅かれました。思い出したときにすぐにメモや訂正ができる事や、明日の訪問予定のルートの確認もすぐできる、という点が満場一致で「いいね」となり、導入を決意しました。

ソラーレ4


Q. これまでのスケジュール管理方法を教えてください

- 複数ツールでの管理 -

中林看護師長:開業後は試行錯誤でした。壁掛けのカレンダーや手帳、カレンダーアプリやホワイトボードなど複数を使って管理していました。
電子カルテは”M3デジカル”を利用しており、外来には強いのですが、在宅診療の機能はあまりありません。
申し送りがある時にはカレンダーに補足を赤字で書いたり、ホワイトボードを修正したり、患者さん毎のクリアファイルに付箋を貼ったり・・・同じ内容を複数のものに記入するため、結局抜けがありました。
また、診療時間の後に申し送りをして電子カルテに入力、カレンダー管理をしていたため、時間を有効に使えず、残業もかなり多かったです。

(手帳はどのように使われていましたか)
当番制ではないため、誰が訪問に同行してもわかるようするために手帳を活用していました。一つの手帳に次回の患者さんの予定やケアマネさんなどの情報を記入して管理していました。

とにかく、同行の看護師は先生が困ったときにすぐ情報を的確にすぐ伝えなければいけないというプレッシャーがあり、抜けがないように手あたり次第の方法を試していました。

ソラーレ3


Q. かなりの苦労があったと感じます。CrossLogを導入してどう変化しましたか

- 一元管理の利便性 -

中林看護師長:スケジュール管理の手間が減りました。まずは繰り返し機能がとても便利。
次回の予定がすぐに入力できることや、入力すると自動で時間順に並び替えができるところが手間がなくなりました。
そしてメモ機能も活用しています。今まではたくさんの物に手書きをしていて抜けがあったが、クロスログ内だけで共有ができるようになりました。
携帯でも使えるので、同行している看護師がすぐに入力できるところもとても便利です。手帳で管理していたケアマネさんなどの連絡先が携帯に登録されているので、出先でもすぐにわかるところも役に立っています。
クロスログの導入により手帳は持ち歩かなくなりました。今まで二重三重と管理していたものが、クロスログで一元管理ができることで、残業時間も大幅に減りました。


あと、一旦診療をやめる方がいた時に患者情報を削除しようとしたところ、「一時休止」のステータスに気が付きました。「入院」や「一時休止」などの患者ステータスの多さにも感心しました。


Q. CrossLogの操作についてはどうですか

- 簡単に誰でも操作できる -

中林看護師長:使い方も簡単ですぐに慣れました。操作が簡単なところも気に入っているポイントです。
予定の入力も(実際に操作しながら)こうするだけで、すぐにできました。見た目もスケジュール表示を月間にしているため、先の予定がすぐに見えることが出来ています。患者さんの登録も、特に問題なくできました。

導入して1ヶ月ほどですが、前の方法にはもう戻れません(笑)


Q. 今後クロスログに求めることはありますか

八十川院長:時間を変更した時に、自動調整のように一括で時間がずれてくれれば有難いです。また、ToDoを管理するためメモにチェックボックスを付けてもらいたいです。
中林看護師長:今のところ特に要望はありません。満足しています。



開業後の試行錯誤の中で、「いかに時間を有効活用できるか」という課題をクロスログ導入でクリアになったと感じました。
インタビューを受けていただき、ありがとうございました。


撮影:椎奈葉月

インタビューにご協力いただいたクリニック

ソラーレクリニック太子

ソラーレクリニック太子

■ 住所
〒671‐1522 兵庫県揖保郡太子町矢田部90‐1
https://solare-clinic-taishi.com/