2026年度(令和8年度)診療報酬改定の在宅医療における対応をサポートする新機能として、施設基準の自動判定機能およびハザードマップ機能をリリースしたことをお知らせいたします。
背景
2026年度診療報酬改定では、在宅医療においては適切な診療という「質」がより厳格に問われる内容となりました。
今回の改定の中でも注目されている、新設された「在宅医療充実体制加算」は、従来の「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」と比較して点数が大幅に引き上げられた一方、算定要件は看取り実績や重症患者の受け入れ体制など、多くの医療機関にとって高いハードルとなります。
また、在宅時医学総合管理料(在医総管)、施設⼊居時等医学総合管理料(施設総管)の算定要件も見直しされ、患者の重症度に応じた訪問頻度の管理もより重要になります。
さらに、在宅療養支援診療所・病院の施設基準に「BCP(事業継続計画)策定と定期的な見直し」が追加されるなど、在宅医療を提供する医療機関にとって「質」だけでなく運営体制にも直結する内容となりました。
クロスログは、このような改定対応に伴う医療現場の負担を軽減し、日々の運用の中で必要な情報を活用できるよう、新機能をリリースいたしました。
さらに、改定で推進されている「ICTを活用した多職種連携」や「オンライン診療」についても既存機能で対応しており、在宅医療の改定対応をワンストップで支援します。
2026年度診療報酬改定に対応する新機能
1. 重症患者の自動集計・施設基準の判定機能
クロスログに登録されている患者情報や予定実績をもとに、クロスログ レポート上で必要な情報を自動集計。新設された「在宅医療充実体制加算」や、要件が見直された「在医総管・施設総管」の施設基準を瞬時に判定します。
算定要件確認のための手作業での集計を削減し、継続的にモニタリングできる体制をサポートします。
在宅医療充実体制加算:
既存の集計項目である看取りや緊急往診実績に加え、「別表8の2に該当する患者数」を自動集計。
在医総管・施設総管:
施設基準として求められる「月2回以上の訪問における重症患者の割合(別表8の2または8の3)」を自動集計。
2. ハザードマップ機能
在宅療養支援診療所・病院の施設基準に追加された「BCP(事業継続計画)策定と定期的な見直し」に対応できるよう、クロスログの患者マップ機能にハザードマップの表示を追加しました。
患者さんの居住地と災害リスクを日常的に使う画面上で確認できるため、BCP策定の負担を大幅に削減します。
災害リスクの可視化:
患者の居住地マップ上に、地域のハザードマップをワンクリックで重ね合わせて表示。
優先順位の明確化:
ハザードマップ上で医療依存度などの条件絞り込みが可能。災害時の安否確認や優先対応の検討に活用できます。
ICT連携・オンライン診療の推進もサポート
クロスログは今回の新機能にとどまらず、改定で推進される「オンライン診療」や「ICTを活用した多職種連携」にも対応しています。
いずれも要件を満たす機能・セキュリティを備えており、安心してご利用いただけます。
1. ビデオ通話機能
クロスログのカレンダーからビデオ通話の開始・通知までを一元化。アプリのインストール不要で、オンライン診療や遠隔での対応をスムーズに実施できます。
2. CrossLog Connect(クロスログ コネクト) 多職種連携アプリ
今回の改定では、在宅医療情報連携加算で使用可能なICTが明確化されました。
クロスログ コネクトは多職種間のコミュニケーションに加え、クロスログのデータや外部ツールとの連携を通じて情報を一元化。より密な連携と迅速な対応が可能になります。

セミナーのお知らせ

今回の診療報酬改定では「質」の向上に加え、「地域での在り方」も重要な論点となっています。
本セミナーでは、診療報酬改定の内容から方針を読み解きながら、地域にとって「なくてはならない存在」となるためのポジションをどのように確立していくか、持続可能な在宅医療を運営していくための戦略を解説いたします。
セミナー概要
- 日時:2026年4月20日(月) 19:00〜20:00
- 参加費:無料
- 開催方法:オンライン(Zoom開催)
- 講師:株式会社メディヴァ コンサルティング事業部 マネージャー 椎野 優樹氏